皇居一般参観に実際に参加した体験に基づいたレポートを、撮影写真とともにご紹介します。
富士見櫓
沿革
皇居は、江戸時代に徳川歴代将軍が居城賭していた所です。
明治維新の後、明治天皇は、千数十年にわたって天皇がお住まいになっていた京都からお移りになりました。
以来、ここに天皇がお住まいになり、宮殿は諸行事が行われてきました。
明治20年(1945年)に焼失した明治宮殿に代わり、昭和43年(1968年)に現在の宮殿が完成しました。
皇居の面積は約115万平方メートルで、濠で囲まれていて、周囲に8つの門があります。
一般参観の概要
定員等
事前申請手続の定員:各回200人 (ただし,1団体50人まで)
当日受付の定員:各回300人(先着順。整理券を配布)
※18歳未満の方については,成年者の同伴が必要です。
ただし,中学生以上で学校等からの申請があれば,9名以内で参観が可能です。
筆者は平日の木曜日、整理券を受領するため午後12時40分に皇居桔梗門前に到着したところ、既に50メートルほどの行列ができていました。
受付番号は82番でした。
参観時の注意事項
6月中旬でしたが、晴天で梅雨の時期とはとても思えない30度を超える暑さでした。整理券受領場所付近には、木陰がほぼありません。熱中症対策として、日傘を持参したほうが良いと思います。
また、同付近には飲料の自動販売機はありません。夏季は冷水等のペットボトルもあらかじめ用意しておいたほうが良いでしょう。
なお、受付終了すると桔梗門から中の敷地に入ったところで手荷物検査があります。そのあと参観開始時間までに30分余ありますが、この時間は待機場所の室内で着席して休憩することができます。
その待機場所の入口付近には水やジュースなどの自動販売機があるので、利用することができます。
入場無料
下記の休止日等を除く,毎日午前1回・午後1回,参観を実施しています。
身分証明書が必要
ご本人を確認できるもの(運転免許証・健康保険証・パスポートなど。コピー不可。)を持参してください。受付時にお見せいただけない方は,参観はできませんのでご注意願います。
当日受付(予約不要)の流れ
本人を確認できるものを必ず持参し、皇居桔梗門前こうきょききょうもんまえ に直接お越しください。
参観開始時刻の1時間前から整理券を配布しますので,1人1枚ずつ受領してください。入門後,参観申込書をご記入いただきます。
皇居 桔梗門(江戸城 内桜田門) のマップ
名称 |
皇居 |
一般参観コース |
富士見櫓~宮内庁庁舎~富士見多聞~蓮池濠~宮殿東庭~宮殿~正門鉄橋(二重橋)・伏見櫓~山下通り |
午前の回 |
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午後の回 |
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休止日等 |
・日曜日 |
参観料金 |
無料 |
所要時間 |
約1時間15分 ※コース順に沿ってガイド係が案内します。 |
問い合わせ先 |
・(火~土)午前8時45分から正午、午後1時から午後5時 |
一般参観コースから見える主な建物等
富士見櫓
江戸城の遺構としては最も古いもの属する三重櫓で、万治2年(1659年)の再建である。石垣の高さが 約15メートル、櫓の高さは約16メートルである。
ガイド係の説明では、この櫓は前後左右のどちらから見ても同じかたちをしてるそうです。確かに右側と左側が全く同じに見えます。
宮内庁庁舎
昭和10年(1935年)に建築された建物で、戦後、昭和27年(1952年)10月から昭和44年(1969年)3月までの間、三階を仮宮殿として使用していた。
富士見多聞・蓮池濠
石垣の上に防御と装飾を兼ねて設けられた多聞は櫓の一種であるが、倉庫や武器庫として使用されるなど実用にも用いられていた。高い石垣の下は蓮池濠で、夏季は多くの大輪の蓮の花が見られる。
ガイド係の説明では、毎年7月中旬ごろから蓮の花が咲き始めるそうです。
宮殿東庭
新年及び天皇誕生日の一般参賀は、この広場で行われる。長和殿に面し、中央バルコニーで両陛下初め皇族方が祝賀をお受けになり、天皇陛下のお言葉がある。
伏見櫓
三代目将軍家光の頃、京都・伏見城から移築されたと伝えられている伏見櫓。
正門鉄橋(二重橋)
通称「二重橋」と呼ばれ、国民から親しまれている正門鉄橋。
正門石橋
奥のめがねのかたちをしているのが、正門石橋。 江戸時代は土で出来た「土橋」だった。現在は石橋に架け替えられている。
レポートは以上です。皇居一般参観をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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