笑顔の女王、キム ハヌル “ミニスカ”でファンを魅了！

女子プロゴルファー キム ハヌル Ha-Neul Kim のプロフィール

笑顔の女王は常にミニスカートでプレー

　新型コロナウイルス感染症の影響で、JLPGAツアーは3月の開幕戦から大会中止が相次いでいる。1日も早い開幕を待ち望んでいるのは日本人選手だけではない。

　韓国ツアーでも注目を集めたその強さとともに、大胆なゴルフファッション、そしてモデル並みの美貌で知られるキムハヌル。ラウンド中も常に笑顔を絶やさないことから「笑顔の女王」と呼ばれている。

　キムハヌルは１９８８年生まれ、小学５年生でゴルフクラブを握りゴルフを競技として始めた。このころからプロを意識していたという。

　高校１年生で全国大会２位。そして、高校３年生でプロに転向。
　韓国の女子下部ツアーからキャリアを重ね、２００８年に初優勝。その年は３勝をあげて賞金ランキング３位。２０１１年、１２年は２年連続で賞金女王に輝いた。

日本ツアー通算6勝

　２０１４年に日本ツアーのQTを受け、１４位で出場権を得、２０１５年から日本ツアーに本格参戦。同年「マンシングウェアレディース東海クラシック」でツアー初優勝。２０１６年「LPGAツアー選手権リコーカップ」でメジャー初制覇。２０１７年「ワールドレディスサロンパス杯」でメジャー2勝目。年間3勝を挙げて通算6勝。押しもおされぬトッププロとなった。

　端正な顔立ちに加え、170cmのスラリとしたルックスで人気も随一。同じ韓国出身のイボミとは同い年で大学の同窓生。

ツアー成績（最近5試合）

　2,019年は25試合の出場に留まり、6試合が予選落ち、1試合が棄権。最高位は「大東建託・いい部屋ネットレディス」の8位タイで、シーズンが終わってみれば賞金ランキングは56位と低迷した。

今季も軸足を置くのはJLPGAツアー

　韓国女子ツアーは今週末、再開後４戦目となる「第14回S-OILチャンピオンシップ」（６月12～14日）が開催される。キムハヌルはいずれにも参戦していない。

　キムハヌルが今季も軸足を置くのはJLPGAツアー。中止・延期が続いてきたが、ついに事務局は「アース・モンダミンカップ」（6月25～28日）での開幕を決定した。日本女子ツアーのシード選手でありながら、母国・韓国に滞在中のキムハヌルやイボミ、ペソンウ、アンソンジュらには厳しいハードルが待つ。日本政府が依然として海外からの渡航者に入国制限を設けているためで、入国できたとしても２週間の外出禁止が言い渡されることになる。

キム・ハヌルのコメント
　「ゴルフの練習は3時間、フィジカルトレーニングを2-3時間行っている。テクニカルでは、パッティングに集中。とにかく、一生懸命頑張っています」

基本情報

　名前のハヌルは韓国語で「空」を意味し、キャディーバッグにも水色で「SKY」と刺繍が施されている。

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