明治33年伊藤博文を通じて営業許可を得て開業した駅そば
10/15までの登録で最初の4か月無料で音楽聴き放題 Amazon Music UnlimitedJR根岸線桜木町駅直結のCIAL桜木町のそば店「川村屋」(横浜市中区桜木町1丁目1)が、令和5年3月末日をもって閉店することになった。天然だしを使った手作り汁のそば・うどんを提供する老舗の人気おそば屋さんだ。
閉店の張り紙
Kawamuraya Soba Branch Closing Notice
その川村屋が突然2月から、店舗ガラス窓に「閉店のお知らせ」の紙を貼りだした。
閉店のお知らせ「諸般の事情により川村屋そば店は本年3月末日をもって閉店することに相成りました。
ここ桜木町駅前で明治33年に創業して以来長きにわたり数多くの皆様にご愛顧頂きましたことを心より感謝申し上げます。 店 主」
諸般の事情によりというだけでは、理由が不明である。店内に入って確かめなければいられない。
朝の通勤時でも満席、写真のとおりお昼時は毎日外まで行列のできるほどの人気そば屋である。廉価で空腹を満たすことができるので、筆者も何度もお世話になってきた。
なにしろ、1900年(明治33)4月創業の老舗。123年間も営業してきた店が閉業するとはただごとではない。いったいどういうわけなのだろう。諸般の事情とは何なのか?
実は今年に入ってからはまだ1度も入店していなかった。かなりそば好きの筆者だが、別のそば屋に浮気をしていたのだ。閉店のニュースを見て、たまらず、食べに行ってみた。
店内の各座席に置いてあったのが、この「閉店のお知らせ」。
後継者問題という残念な理由
店内のお知らせには諸般の事情が記してある。それはとても残念な理由であった。
「突然のお知らせで申し訳御座いませんでした。
年中無休で懸命に美味しいお汁を作って参りましたが、ふと気が付きましたら従業員全員そして店主も高齢者になっていました。
後継者が見つからない中、今後安定した店舗運営を継続して行くことは困難と判断された為、本年3月末日をもって川村屋そば店を閉店する運びとなりました。(後略)」
後継者がいないことを理由に、廃業を考える中小企業や店舗経営者も少なくないというニュースを聞いたことがあったが、川村屋そば店も例外ではなかったのだ。
厨房のおばちゃん達は、見たところ営業中はずっと立ちっぱなしでかなりの重労働。若い人がやってもきつい仕事だと思う。が、しかし、これだけの人気老舗店でも、後継者が見つからないという理由で廃業とは残念でならない。
天然だしを贅沢に使った『手作り』のお店自慢のお汁を堪能したい方は、今のうちにぜひ立ち寄ってほしい。
年間50万円以上ご利用でどこでも最大1%ポイント還元!【セゾンゴールドプレミアム】券売機お品書き
※券売機は現金のみ対応です。
川村屋一押しの一品は「天ぷらいなりセット」
絶対におすすめなのが、天ぷらいなりセット
食感サクサク味自慢の 天ぷらそば(うどん) と おいなりさん2つ でお腹満足
つるつる喉ごしのうどんももちろん美味しいので、本日はうどんをいただきました。
営業時間
営業時間は6時30分~20時(日・祝は7時30分から)。座席数は24席。
※アルコール類の提供はない。