「ぼっかけまぜそば 神戸灘八」神田長田のソウルフードが赤坂にオープン

神戸市にあるラーメン店「神戸灘八 本店」の味を受け継ぎ都内に初出店

写真は2020年1月10日に入店した筆者が注文した「ぼっかけ混ぜそば（温）

　まず最初に「あごだしスープをどうぞ」と言われて差し出されたのが、トレー右上のスープ。少し薄味だなぁと思ったのですが、このあとの混ぜそばをいただいて納得。混ぜそばが濃いめの味付けなので、スープは薄めでちょうどいい！　実にバランス取れてますね。

　スープをふた口ほど飲んだら、まもなく主役の混ぜそばが出てきました。上の写真のとおりです。美味しそうでしょ！

　さて、まぜそば専門店「ぼっかけまぜそば 神戸灘八（こうべなだはち）」が東京都港区赤坂にオープンして1か月ですが、既に、ランチタイムには毎日行列ができる人気店として赤坂・赤坂見附のサラリーマン、OLに支持されています。

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「ぼっかけ」とは牛すじ肉を甘辛く煮た料理

　昨年11月19日にオープンした同店。場所は 「しのだうどん」の跡地です。 神戸市にあるラーメン店「神戸灘八 本店」の味を受け継ぎ都内に初出店。神戸長田のソウルフードという「ぼっかけ」を軸にした料理を提供しています。「ぼっかけ」は牛すじ肉を甘辛く煮た料理で、お好み焼きや焼きそばに入れるなどして親しまれているといいます。

ラーメンなのに、ルーツはうどん！？

　八間蔵の香露うどんのやわらかく甘辛い国産牛すじがルーツ。麺は中細ちぢれ麺でコシがあってなめらか。ちぢれ麺と牛すじの甘辛が相性抜群、二つの味が絡み合って絶妙な美味しさ。

赤坂見附駅（銀座線・丸の内線）から徒歩５分

　メニューは、下の写真のとおり「ぼっかけまぜそば（温・冷）」（880円）や「ぼっかけまぜそば（温・冷）ダブル」（1,080円、「ぼっかけまぜそば旨辛（温・冷）」（980円）、「ぼっかけまぜそば焼豚（温・冷）（1,080円）、（ぼっかけまぜそばカレー・トマト・チーズ・パクチー（温・冷）（980円）など。

麺の大盛り（麺１．５倍）無料、Ｗ（麺２倍）は２００円増し

　注文は店内の食券販売機を利用します。食券購入後に、店内スタッフに麺は並か大盛りのどちらにするか聞かれます。大盛りにしても追加料金なし。つまり、大盛り無料！

　「追い飯」（50円）のほか、ニンニク、ショウガ、マヨネーズ、レモン、ワサビ、刻みネギなどのトッピングメニューも用意しています。スープは無料サービス。「追い飯」は食事中にスタッフに言えば追加注文もできるので、最初に券売機で買っておかなくても大丈夫。

「味変」して楽しめる

　店長の文山道成さんによれば「味がとがっていないのが特徴。トッピングメニュー以外に卓上にも『秘伝のタレ』、『ラー油』、『魚粉』『ニンニク』、『ショウガ』などがあるので、『味変』して楽しめる」と話します。もし、味を濃くしたい場合には、秘伝のタレを惜しみなくどうぞ！

　卓上の刻みネギを入れたくなりますが、入れすぎると味が薄くなることは頭に入れておきましょう。

　近隣のサラリーマンだけではなく、遠方からも駆けつける人たちも増えているそうです。

　営業時間は11時30分～22時（土曜・祝日は15時まで）。日曜定休。厨房前の10席ほどのカウンター席の他に4人がけのテーブル席が2つあるのでグループでメニューをシェアすることも可能。2人がけテーブルも一つあります。

　スマホの方は写真では見えづらいと思います。「美味しい食べ方」を以下に記載しますので、参考にしてみてください。

ぼっかけまぜそば の美味しい食べ方

①まずはそのまま

②途中で卵をつぶし、よく絡ませて

③調味料を入れて好みの味にカスタマイズ

店舗基本情報