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日本人メジャーリーガー年俸ランキング 1位~9位

ヤンキース 田中将大がトップ

トップ9人中7人がピッチャー

1位 田中将大(投手/ヤンキース) 2300万ドル
2位 ダルビッシュ有(投手/カブス) 2200万ドル
3位 菊池雄星(投手/マリナーズ) 1400万ドル
4位 秋山翔吾(外野手/レッズ) 600万ドル
5位 筒香嘉智(内野手/レイズ) 500万ドル
6位 山口俊(投手/ブルージェイズ) 317.5万ドル
7位 前田健太(投手/ツインズ) 300万ドル
8位 平野佳寿(投手/マリナーズ) 160万ドル 
9位 大谷翔平(二刀流/エンジェルス) 70万ドル

 年俸トップのヤンキースの田中は今季が7年契約の最終年。順調であれば、2014年に結んだ1億5500万ドルの大型契約をまっとうしてオフにFAとなる。次点のダルビッシュは6年1億2600万ドルの契約を締結して3年目を迎える。昨季の後半戦に見せたような快投をシーズンで維持して、サイ・ヤング賞投票でトップ5入りすれば、日本人選手最高額を手にすることも可能だ(1位なら200万ドル、2~5位なら100万ドルのボーナス)。 

  マリナースの菊池は、来季までの契約が保障されている。3年目を終えてマリナーズと契約を延長することもできるが、FA市場にも出られる。どちらを選択するにせよ、2年目の今季にしっかりと結果を残したい。

  レッズの秋山とレイズの筒香は一年目。日本球界を代表する実力者2人には、それぞれの持ち味を披露してチームにフィットし、レギュラー級の条件に見合う活躍が望まれている。ちなみに、秋山はMVPか新人王投票で5位以内に入れば出来高がつく。

  基本給はメジャー平均を下回る山口と前田だが、活躍次第でプラスが望める。ブルージェイズの山口は70投球回以上で、10回を積み重ねるごとに170回まで出来高が生まれ、最大140万ドルを得られる。ドジャースからツインズに移籍した前田は年300万ドルとベースこそ抑えめだが、先発と投球回の数に応じて出来高が発生する。移籍によって年俸がほぼ半減したマリナーズの平野も、登板数や試合を締めくくった数で出来高が付与される。

  エンジェルスの大谷は年俸調停権を持たないために、昨季の65万ドルから微増にとどまった。シーズン終了後の大幅アップは確実で、複数年契約のオファーも考えられるだけに、二刀流の価値がどのように定められるか大いに注目を集めそうだ。

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