特典の手厚さよりもステータスを重視する人向け
クレジットカードの中に「ブラックカード」と呼ばれるものがあります。聞いたことがあるでしょう。でも持つ人は限られているため、どんな利点や特典があるのかなどはほとんど知られてはいないのではないでしょうか。このブラックカードについて説明していきます。
プラチナカードよりも上位のものがブラックカード
ブラックという言葉はブラックカードまり良くない意味で使われることが多いとも思いますが、なぜブラックカードと呼ばれているのか。これは２０年ほど前、アメリカン・エクスプレスが発行したカードの券面が黒かったことに由来するとされています。明確な定義があるわけではありませんが、プラチナカードよりもさらに上位にくるものが広くブラックカードと呼ばれるようになりました。
年会費３０万円を超えることも 招待された人しか入会できない
年会費は３０万円を超えることもあり、基本的にはカード会社から招待された人のみが入会できます。空港ラウンジやコンシェルジュといった特典を利用することができます。ただし、それ以上何か特別ぜいたくな特典が付いているかといえば、プラチナカードとさほど大差ないのが通常です。ホテルの会員プログラムでステータスが上がるくらいのことです。ブラックカードは特典の手厚さよりもステータスを重視する人向けといえるでしょう。実益面で高額の年会費分の元をとるのは難しいでしょう。
判別しにくいカードもあります。例えばダイナースクラブカードはゴールド級と言われますが、その上の「ダイナースクラブ プレミアムカード」はブラックなのかプラチナなのか判断が分かれるところです。
ブラックカードよりもさらに上級のカードが存在？
なお、ブラックカードよりもさらに上級のカードが存在するとの説もありますが、それにふさわしい特典を用意できるか疑わしいものです。付帯特典を使いこなす自信がある人はプラチナカードを、年会費の安さやポイント還元といったお得さを追求するのであれば一般カードで十分でしょう。
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