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W杯ラグビーブームで、中川家にオファー殺到

中川家のラグビーネタが引っ張りだこ

「ピッ、ノックオン、スクラム、帝京ボール」

 「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の視聴者ならご存知だろう。中川家の鉄板ネタといっていい。

  現在、人気と実力を兼ね備えた中堅漫才師のビッグ3と言えば、「中川家、ナイツ、サンドウィッチマン」の3組で間違いないだろう。。彼らはいずれも圧倒的な実力を持っていて、老若男女問わず爆笑の渦に巻き込むことができるのだ。

 そして、今、注目を浴びているのが、ラグビーの審判のものまねだ。ラグビーという競技自体がマイナーだったため、このネタは「マニアックものまね」というカテゴリーに入れられ、「また中川家がマニアックなことやってるよ」というふうに受け止められていたかもしれない。 また、東京でも「アメトーーク!」(テレビ朝日系) のファンしか知らなかったかも知れない。

 ところが、ラグビー芸人である中川家にラグビー関連の仕事のオファーが全国的に殺到しているという。

 ご存じ、現在日本で開催中の「ラグビーワールドカップ2019」が空前の盛り上がりを見せているのだ。

 4年前の大会では日本代表の五郎丸歩選手が注目され、「五郎丸フィーバー」が起きていたが、その熱狂は一時的だった。

日本代表の大健闘で日本にラグビーブーム再度到来

 しかし、今回のW杯では、日本代表が大健闘を見せて、4戦全勝で予選プールを勝ち上がり、史上初めてベスト8に進出。日本代表の試合はゴールデンタイムに地上波テレビでも放送され、軒並み高視聴率を記録。

 そうこうして、ラグビー好きの芸人の中でも中川家は最も注目される存在になったのである。

 中川家兄弟は高校時代ラグビー部に所属していたが、同級生の間では「なんでそんなマイナーなスポーツやってるの?」と冷たい目を向けられていた。芸人になってからも、ラグビーのネタをやってもなかなか観客に伝わらず、悔しい思いをしてきたという。

漫才BIG3の完成度が凄い

 中川家の漫才の完成度は初めから群を抜いていた。実の兄弟である彼らは、日常会話の延長線上で漫才を演じることができた。普通のお笑いコンビが何年もかけてたどり着く境地に、彼らは最初から至っていた。

 さらに、彼らは昔ながらの漫才そのもの愛好者であり、信奉者だった。太平サブロー・シロー、オール阪神・巨人などの漫才を見て影響を受け、中田ダイマル・ラケットなどの過去の名人の漫才にも触れていた。彼らはそこから自分たちの漫才の型を作り上げていった。

大阪から全国区へ

 若手時代の彼らは大阪を拠点に活動していた。当時の大阪の若手お笑いシーンでは、千原兄弟、ジャリズムなどコントを演じる芸人に勢いがあった。中川家の漫才は玄人には評価されるものの、メジャーにはなっていなかった。

M-1グランプリが漫才を再評価

 そんな状況が一変したのが2001年に始まった「M-1グランプリ」である。この新しい大会で、優勝候補と呼ばれた中川家はプレッシャーをはねのけて見事に優勝を果たした。彼らが古典的な「しゃべくり漫才」の強さを見せつけたことで、漫才という芸にも再評価の機運が高まり、その後の「M-1」ブーム、漫才ブームにつながった。

 彼らのネタやものまねは「マニアック」と言われることもあるが、彼ら自身は決してマイナー志向でその題材を選んでいるわけではなく、それ自体を心から面白がっている。

漫才文化の伝道師として輝く

 漫才もラグビーも中川家も、あるときから急に面白くなったわけではなく、もともと面白いものだった。あとから人々がそれに気付いただけなのだ。昔ながらの漫才で笑いを取り続ける中川家は、いまや漫才文化の伝道師のような存在として輝きを放っているといってもいいだろう。

中川家プロフィール

経歴

  結成年月:1992年 04月

  NSC大阪11期(1992年)

  大阪府守口市出身の実の兄弟コンビ。

 1992年4月にコンビ結成し、1993年に2丁目劇場でデビュー。

 2001年ABC「M-1グランプリ」初代チャンピオン。

受賞歴

「上方漫才大賞」(第30回(1995))新人賞

「ABCお笑い新人グランプリ」(第17回(1996))最優秀新人賞

「オートバックスM-1グランプリ2001」(第1回)優勝

「上方お笑い大賞」(第30回(2001))最優秀技能賞

「ゴールデンアロー賞」(第40回(2002))芸能賞

「S-1バトル2009」2009年11月月間チャンピオン

「第10回ベスト・プラウド・ファーザー賞in関西(2016)」芸能部門にて受賞

「上方漫才大賞」(第45回(2010))大賞

「上方漫才大賞」(第54回(2019))大賞

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