平昌スピードスケート女子金の小平奈緒選手(33)が3日の最終走者
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、 4月2、3日 に長野県内14市町村で行われる聖火リレーのランナー百七十六人と走行区間を発表した。平昌冬季五輪カーリング男子の両角友佑選手(35)が二日の第一走者を務め、同五輪スピードスケート女子金の小平奈緒選手(33)が3日の最終走者として締めくくる。
2日は長野五輪女子モーグル金メダリスト里谷多英さん(43)や同じく女子モーグルの上村愛子さん(40)が登場
2日の出発地は軽井沢町の風越公園アイスアリーナ。最初の走者は平昌ピョンチャン五輪カーリング男子代表の両角友佑さん(35)が務める。佐久市では宇宙飛行士の油井亀美也さん(50)、白馬村では長野五輪女子モーグル金メダリスト里谷多英さん(43)や同じく女子モーグルの上村愛子さん(40)が登場する。初日のゴールとなる長野市の最終走者は、アルベールビル五輪女子フィギュア銀メダリスト伊藤みどりさん(50)が選ばれた。
3日は飯田市の上郷小学校グラウンドがスタートで、県永久観光大使の峰竜太さん(68)が第一走者。諏訪市では、県立花田養護学校の子どもたちから、同市出身のお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん(37)に聖火が渡される。平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルに輝いた小平奈緒さん(33)が、松本市で県内最終走者を務める。
長野県内市町村では既に当初予定されていた関連イベントの中止・縮小が相次いでいる。
4月2日のスタート地点となる軽井沢町は、地元中学校の吹奏楽の演奏を予定していたが、全校臨時休校も重なり中止を決めた。二日目のスタート地点、飯田市は沿道の住民による太鼓演奏を予定通り行う方針だが、地元の小中高生による楽器の演奏などは取りやめた。
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