AIGが全英とのスポンサー契約を25年まで延長
英R&Aと米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は22日、海外女子メジャー「AIG全英女子オープン」(AIG Women’s British Open)の名称を今年から「AIG女子オープン」(AIG Women’s Open)に変更すると発表した。また、2019年~23年の5年間だったタイトルスポンサー契約を2年間延長し、25年までとすることで合意した。
これに伴い、大会名も「AIG女子オープン」に改称。新型コロナウイルス感染拡大の中、両者が強力なタッグを組むことになった。
R&Aチーフエグゼクティブのマーティン・スランバース氏は「新しい名称は大会の成長と国際的な魅力の拡大を反映している」と説明。「R&AとAIGは長期的なビジョンを共有している。優秀な選手が素晴らしいプレーをすることで、より多くの女性がゴルフを始めるきっかけとなるだろう」と話した。
今年の大会は、スコットランド・ロイヤルトゥルーンGCで8月20日に開幕する。日本勢は連覇がかかる渋野日向子のほか、畑岡奈紗、河本結、上田桃子、勝みなみ、稲見萌寧が出場を予定する。。
2020年大会は8月20日からスコットランドのロイヤル・トルーンGCで開催される。
渋野日向子、全英前哨戦への出場が決定!
7月21日(火)、渋野日向子が米女子ツアー「アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン」に主催者推薦枠で出場することが発表された。
本大会は海外メジャー「全英AIG女子オープン」の前週に同じスコットランドで、しかも同じリンクスコースで行われることから前哨戦の意味合いも強く、かねてより「推薦がいただければ」と出場を熱望していた。これにより描いていた通りのかたちで、連覇に向けた戦いに臨むこととなる。
大会公式サイトで「スマイリングシンデレラ」として紹介された渋野は「推薦をいただけたことで、開催コースとなるザ・ルネッサンスクラブで初めてリンクスコースでプレーできることとなり、貴重な機会をいただけたことに厚くお礼を申し上げます。昨年のウォーバーンでは本当に夢のような体験をすることができましたが、今回のスコットランドも良い旅になるよう心より楽しみにしています」とコメントした。
これを受けて米ゴルフウィークは同日、渋野の出場を伝える記事を掲載。「無観客でも渋野がカメラに向けて笑顔を振りまいてくれることを願う」などと報じている。
翌週には女子メジャー「AIG全英女子オープン」(スコットランド・ロイヤルトルゥーンGC)が控え、その前哨戦として位置づけられる一戦。同じスコットランドのリンクスコースで開催されるとあって、連覇がかかる大一番を前に貴重な経験を積む1週間となる。
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