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2020 Google検索 対応 混合コンテンツ対策

「鍵」マーク
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「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示される原因と修正方法を解説

Mixed Content(混合コンテンツ)とは

 ドメイン自体は https 化されてるけれども、サイト内に http:// のリンクが含まれる Webページを 「Mixed Content(混合コンテンツ)」 といいます。

 「Mixed Content(混合コンテンツ)」である場合、「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示されます。このサイトではその原因と修正方法を丁寧に解説していきます。

 筆者のサイトは開設当初から常時SSL化(Webサイト全体をHTTPS化(通信の暗号化)すること)していたのにもかかわらず、ある日突然に「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示されているのに気づいて動揺しました。しかし、これから説明する対処方法によって1時間足らずで解決できたので、ぜひ参考にしてください。

 「Mixed Content(混合コンテンツ)」とは、具体的には、通信が暗号化されているhttpsのページ内に、通信が暗号化されていないhttpのサブリソース(画像、動画、スクリプトなど)が読み込まれている状態のことです。
 ページのソース内に以下のようなリンクが記述されている場合が該当します。

「http://ドメイン名」
「http://ドメイン名/****.png」

 “画像” や “動画” コンテンツを外部サイトから引用していることが原因と考えられます。

「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の表示には、早急な対処が必要

「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の表示
「このサイトへの接続は完全には保護されていません」の表示

 ウェブブラウザ(Google ChromeやFirefox)の画面上部のURL欄(オムニボックス)の左側のアイコンをクリックして、上の画像のように「このサイトへの接続は完全には保護されていません」と表示されていたら、早急に対処する必要があります。このWebページはMixed Content(混合コンテンツ)です。

 Googleの発表によるとこのような混合コンテンツをGooglebotは今後読み込まなくなるとのことです。

Googleが混合コンテンツを読み込まなくなると検索順位に悪影響も

 Googleは混合コンテンツ(Mixed content)のサイトにおいてHTTP通信で提供されているリソースを読み込まなくなります。つまり、画像やスタイル・スクリプトを表示することができなくなります。そうなると、検索順位にも悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

 何よりも、セキュリティの観点においてせっかく暗号化通信を導入しているのにもかかわらず、サイトを訪問したユーザーにとってセキュア(安全・安心)ではないサイトとなってしまいます。

 ユーザーは安全でないサイトと認識した時点で逃げ出してしまうでしょう。検索評価も下がりますので、そもそもサイトを訪問するユーザー数が減少してしまいます。そうならないためにも、混合コンテンツは早急に修正することが必要です。

混合コンテンツの見つけ方・探し方

 SSLを導入しているはずなのに? なぜ? と当惑しますね。まずは、検証機能(デベロッパーツール)からどの部分が原因かを突き止めましょう。自分で貼っている画像バナーなどでhttp://が残っているところをチェックしてみます。

検証機能で原因を探る

 ブラウザ上でマウスを右クリックし「検証」をクリックします。

検証機能で原因を探る
検証機能で原因を探る

デベロッパーツールと呼ばれる検証機能が立ち上がりますので、左から2番目のタブ、Consoleをクリックして表示します。(GoogleChromeの場合)

デベロッパーツール
デベロッパーツール

 Mixed Contentが発生している場合には、コンソールに下記のような表示が出ます。

 上記画像の場合だと、「http;//ecx.images-****.jpg」という画像を呼び出す際にHTTP通信をしてしまっていることが原因だと分かります。このような画像は一度全部削除してみてください。そうすると、下の画像にあるように保護された通信になるはずです。

「この接続は保護されています。」の表示
「この接続は保護されています。」の表示

 ウィジェットで画像を入れ込んだところ、テーマの画像設定のところが候補です。SNSボタン(シェアボタン)があればそこも疑ってください。「Facebook」や「Twitter」などのSNSボタン(シェアボタン)の画像が原因だったケースも報告されています。この場合、SNSボタンを一度非表示設定にして保存して公開します。これで保護された通信になります。その後、SNSボタンを表示設定にして保存して公開。ボタンの画像がhttp://-****.pngから https:// -****.pngに修正されていることを確認してください。

ブログで使用されているSNSボタン(シェアボタン)の例

 http://-****.jpgやhttp://-****.pngなどの画像はいったん削除する。そして、もう一度新しく設定し直す。そうすることで、http://から https:// に修正されます。

まとめ

Googleは混在コンテンツ(Mixed Content)を読み込まなくなるので修正が必須

 2020年中にGoogleは混在コンテンツ(Mixed Content)を読み込まなくなる予定です。そうなった場合、検索順位に悪影響を及ぼし、ユーザー数の減少を招くことになるため、必ず修正する必要があります。

 混合コンテンツが起きているページがあれば、検証ツールで問題の原因を見つけて早急に修正しましょう。

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