タイムアウト系エラーの対処法を操作画面で解説
この記事では、デザイン着せ替え機能実行時にタイムアウト系エラーが出る場合の対処法を、実際の操作画面をお見せしながら解説します。
画面の動きのとおりに操作するだけで、エラーを解消して希望どおりのデザイン着せ替えができるようになっています。
すぐに覚える必要のない難しい用語や、 タイムアウト系エラー の対処に直接必要のない説明は極力省略しています。こうした工夫により、初心者にとって、いちばんやさしい タイムアウト系エラー の対処法の解説となっています。
エラーの事例
Maximum execution time of 30 seconds exceeded in・・・
デザイン着せ替え機能を実行すると、このようなエラーメッセージが表示されてしまい、実行がストップしてしまうことがあります。
初心者は、訳がわからず、途方にくれてしまいますね。
この記事が、問題解決のお手伝いをします。
対処法の解説
THE THOR の公式では「対策1」として、
「 一時的にサーバの処理が遅くなってる可能性があるため、時間を置いてからもう一度試して見てください。 」
と載せていますが、おそらく何度試しても、まったく同じエラーメッセージがでます。これでは時間と労力の無駄づかいです。ストレスが溜まるだけで得るものがありませんので、この「対策1」は思い切って省略してしまいましょう。速やかに次の対処法を実行することをおすすめします。
それでは、デザイン着せ替え機能実行時のタイムアウト系エラー対処法を具体的に説明します。
サーバー内の設定を1か所変更
文字どおり、サーバー内の設定を1か所変更するだけで、エラーが解消されます。
ここでは、日本国内で最もメジャーなレンタルサーバーであるXサーバーの画面を使用して、設定変更の方法を解説します。
サーバーによって「php.ini」設定場所は異なります。設定方法がわからない場合はサーバー会社のサポートに連絡してください。
エラーの原因は、サーバー内の「php.ini」の「max_execution_time」の設定時間が30秒に設定されていることです。
30秒でプログラムが処理できなかった時に強制終了され、このエラーが表示されるのです。
30秒を120秒に引き上げることで解決します( the thor の公式では60秒以上と記載されていますが、一気に120秒に引き上げてしまいましょう。60秒でも90秒でも解決しないことが多いです。小刻みに同じような修正作業を繰り返すのも時間と労力の無駄ですね)。
それでは、ここからは、実際の画面上の操作をお見せしながら解説します。
サーバーパネルにログインして、「php.ini設定」をクリック
まずXサーバーのサーバーパネルログインフォームから、サーバーIDとサーバーパスワードを入力して、サーバーパネルにログインします。
ログインできたら、画面を一番下までスクロールしたところに、「php.ini設定」があるので、この「php.ini設定」をクリックしてください。
php.iniを設定するドメインを選択
「php.ini設定」をクリックすると(複数のドメインをお持ちの場合は)、ドメイン選択画面になるので、php.iniを設定するドメインを一つ選択してください。
「max_execution_time」の値を120に変更したら完了
その他の設定の上から2行目にある、
「max_execution_time」の値を120に変更します。
以上で対処法は完了です。お疲れさまでした。
これでデザイン着せ替え機能実行時のエラーは解消されます。ぜひ、実行してみてください。
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