すい星のごとく全英女子の舞台に現れ、メジャー優勝をつかみとったその攻撃的なプレースタイルはもちろんのこと、つねに笑顔でラウンドする姿から現地メディアが“スマイルシンデレラ”の愛称をつけるなど、底抜けの明るいキャラクターでゴルフファンを魅了し続ける渋野日向子プロ。
会見を開けば海外記者をも爆笑させた“渋野節”とはどんなものか⁉︎
そこで今季のツアーで発されたものを、渋野節が飛び出したツアーごとに紹介していきます。
今回はTOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)最終日から
シブコ語録は「TOTO ジャパンクラシック」でもその“切れ味”が衰えることはない。
TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)最終日
20歳・渋野日向子のラストトーナメントは、13位タイだった。サンデーチャージが、不発。しかし、17、18番の連続バーディーフィニッシュでとりあえずは、面目を保った形だったが-。
「私のシーズンの流行語はポンコツです」
「ホッとしたけど、それまではポンコツ。私のシーズンの流行語はポンコツです。それに当てはまるような内容だった。だって、バーディーをとるといっているのに、グリーンへボールが乗りもしない。どうしようもない」と、不完全燃焼のラウンドに猛省する。
「何という1年だ」
ということで、「節目が悪いですよね」と苦笑しながら、20歳を振り返ってもらった。「去年の11月はファイナルQTでヒヤヒヤ。やっと40位に入り、試合出場の資格を得た。そして、今年の初戦で6位へ入って、おおっ!みたいな感じ。そうしたら、優勝して、もう1度優勝をして、全英女子オープンも勝ってしまって、何という1年だ」。ようやくシンデレラの笑みが戻った。
さて、この1年間を漢字1文字で表現すると、いったい。「難しい。うーん」と、しばし黙考してしまった。アドリブの素晴らしさが持ち味でも、出てこないこともある。
「今、パッと浮かんだのは恥でした。」
「恥ずかしいのは次。照れくさいのかなぁ。だんだん、皆さんに私のことをしっていただけることが恥ずかしいです」。どこまでも謙虚だ。21歳で迎える、1文字は次週までの宿題となった。
今回は以上です。これからも爆笑を誘うシブコ節を紹介していきます!
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