すい星のごとく全英女子の舞台に現れ、メジャー優勝をつかみとったその攻撃的なプレースタイルはもちろんのこと、つねに笑顔でラウンドする姿から現地メディアが“スマイルシンデレラ”の愛称をつけるなど、底抜けの明るいキャラクターでゴルフファンを魅了し続ける渋野日向子プロ。
会見を開けば海外記者をも爆笑させた“渋野節”とはどんなものか⁉︎
そこで今季のツアーで発されたものを、渋野していきます。
今回は『LPGAアワード2019』日本女子プロゴルフ協会年間表彰式12月18日から
シブコ語録は「日本女子プロゴルフ協会(LPGA)年間表彰式」でもその“切れ味”が衰えることはない
『LPGAアワード2019』
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は18日、都内のホテルで年間表彰式を開催し、今季活躍した選手たちが華やかな衣装を着て集結した。国内ツアー4勝で賞金ランク2位の 渋野日向子 (RSK山陽放送)は、年間最優秀選手賞(MVP)を含む最多の4冠に輝いた。表彰式後、取材に応じた渋野はらしさ溢れる“シブコ節”で笑いを誘った。
年間最優秀選手賞(MVP)を含む最多の4冠
渋野はポイントランクによる「年間最優秀選手賞」のほか、ツアー選手を対象としたプレー成績、社会への貢献姿勢、内面・外面の美しさにおいて最も輝いている選手に贈られる「LPGA資生堂ビューティー賞」、記者投票で決まる「メディア賞ベストコメント部門」、LPGA会員で世界を舞台に顕著な活躍をして大いに輝いた選手に贈られる「LPGA輝き賞」と最多の4冠に輝いた。
「一回で全部、渡してほしい。一回一回上がるのすっごい恥ずかしい。『すいません、すいません』みたいな感じ」
賞の度に壇上に上がり、表彰を受けた渋野。表彰式後は「一回で全部、渡してほしい。一回一回上がるのすっごい恥ずかしい。『すいません、すいません』みたいな感じ」と恐縮しながら「たくさんの賞を頂けて、いつか立ちたかった場所に立つことができた。それだけのことをしたんだなと改めて実感できた」と振り返った。
(コンセプトは)宇宙系? です」
19年、スポーツ界の顔となった。オフとはいえ、スケジュールはぎっしりとつまっている。「こんなことは初めて。お仕事をいただいて、楽しいです」と言葉が弾む。この日のために、ドレス選びはプレー同様、真剣。「いろいろと試着してみて、決めました。コンセプトは、普段よりもかわいい服を。髪をアップにして、ちょっとはずかしい」。さらには、独自の表現で、「宇宙系のプリント。つまり、宇宙へ羽ばたいていこう-でしょうか」と一気にボルテージが上がる。
「撃沈」
世界を飛び越え、宇宙までーとはさすがに新世代のニューヒロインだ。20年は前半、東京オリンピックの日本代表を目指し、終盤は米ツアー挑戦のQスクールを受験予定。「高めの目標設定をします。ただ、Qスクールを受験したりするので、賞金ランキングはトップ10です」と、堅実だった。また、ディフェンディングチャンピオンとして出場する全英女子オープン連覇についての手応えに、「撃沈」と即答して大笑いをとる。
「クリスマスイブ、“メリー親知らず”です」
さらに、多忙を極めるオフについて「ありがたいことにたくさんお仕事をいただいて、初めてのことなので、一個一個楽しんでやっている」としながら、練習再開については「年末に予定を入れているけど、親知らず次第ですね。クリスマスイブ、“メリー親知らず”です」とポツリ。24日に抜く予定の親知らずで笑いを取った。
今回は以上です。これからも爆笑を誘うシブコ節を紹介していきます!
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