99年度組 谷間の世代 菅沼 菜々 はパッティングの名手

女子プロゴルファー 菅沼 菜々 Nana Suganuma のプロフィール

埼玉栄高３年で日本ジュニア優勝

　6歳からゴルフを始め、埼玉栄高3年の17年日本ジュニアで優勝。18年7月のプロテストに一発合格。2020～21シーズンにトップ10に5度入る活躍を見せ、初のシード権を獲得。家族は父・真一さん（51）、母・めぐみさん（48）。

1999年度生まれの通称“谷間の世代”

　 LPGAツアー第17戦『アース・モンダミンカップ』（賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円）が6月27日、千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズカントリークラブ（6,622ヤード/パー72）で開幕した 『アース・モンダミンカップ』

　1999年度生まれの通称“谷間の世代”で、ツアー本格参戦１年目であどけない表情の19歳 菅沼 菜々が5バーディー、ボギーなしの67をマーク。 落ち着いたプレーで初めて首位に立った。一時は無気力症候群を発症した影響でゴルフから離れたが、大好きなアイドルグループを支えに復活。

悲願のツアー初優勝達成

2023シーズン NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

　JLPGAツアー2023シーズン第23戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』（賞金総額1億円/優勝賞金1,800万円）大会最終日が8月13日、長野県軽井沢町・軽井沢72ゴルフ北コース（6,702ヤード/パー72）で行われ、単独首位でスタートした菅沼菜々が神谷そらとのプレーオフを制し、通算16アンダーでJLPGAツアー初優勝を飾った

高２の冬に「無気力症候群」

　高２の冬に、物事に対して無関心、投げやりになってしまう現代病の一種「無気力症候群」に陥った。原因が分からず病院を５つも回った。半年以上、ゴルフから離れたが、2017年5月に練習を再開すると、約３か月後には日本ジュニアを制覇。再びゴルフを始めるきっかけとなったのが、もともと大好きだったジャニーズのアイドルグループ「Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ」のライブに行ったことだった。「私も頑張らなきゃ、と思った」。お気に入りの佐藤勝利（しょうり、２２）の写真をヤーデージブックにしのばせる。

パッティングの名手

　実は、パッティングの名手である。「ロングパットが結構、決まります。見てくださるギャラリーの皆さん、カップへボールが入るまで見届けてください。お願いいたします」と最終プロテスト合格直後のコメントもある。

　パッティングはゴルファーの生命線。自らの意思で10歳から、就寝前のパッティング練習が1日の終わりを告げるルーティンに。「決して、長い時間行うということではありません。決めたから、やっています。でも、継続は力ですから、絶対に休んではダメです。たとえ体調が悪くても、休んだことはありません。ずっと行っているから、パッティングは得意。今夜も、もちろんやりますよ」と話している。

《菅沼 菜々選手の使用ギア》

■ ドライバー：ゼクシオエックス（8.5°）

JLPGAツアー 2022年度

　2022年9月13日時点 JLPGA賞金ランキング対象トーナメント(LPGAツアー競技)

　メルセデスランキング：1,096.69pt (10位)　年間獲得賞金 ¥62,447,458 (11位)

　 優勝回数 –

基本情報

2022年度大会成績

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