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「ミレニアム(プラチナ)世代」古江彩佳がプロ初V

女子ゴルファー 古江 彩佳 Ayaka Furue のプロフィール

「自分をほめたいぐらい完璧」

<女子ゴルフ:デサントレディース東海クラシック>◇最終日◇20日◇新南愛知CC美浜C(6456ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円)

 世代闘争が激化する女子ゴルフ界に、衝撃を与えた。18番パー4のPO1ホール目。東が第2打をピン7メートルにつけると、古江は「攻めるしかない」と思った。ピッチングウエッジを剣道のように両手で持ち、左目を閉じた。114ヤード先のピンに集中した。フェアウエーからのショットはピン前30センチに落ち、ピンに当たり、20センチ横に止まった。 「手応えがすごく良くて、自分をほめたいぐらい完璧なショットでした」

 同じ通算11アンダーのトップタイからスタートした28歳の東浩子と20歳の古江彩佳が、抜きつ抜かれつのマッチレースを展開した。そして、2人が通算15アンダーで並んでプレーオフまでもつれた激闘を制したのは、古江だった。

 昨年10月の富士通レディースでアマチュア優勝(史上7人目)を遂げている古江は、実質今季がデビューイヤーとなる2000年度生まれの「ミレニアム(プラチナ)世代」であり、プロとしてこの世代の最初の優勝者ともなった。

『富士通レディース 2019』で 史上7人目のアマチュア優勝

 そんなアクシデントを乗り越えて LPGAツアー第33戦『富士通レディース 2019』)、古江彩佳が史上7人目のアマチュア優勝を飾った。

  首位から1打差の2位スタート。6バーディー、1ボギーの67をマークした。2打差の2位タイは稲見萌寧、三ヶ島かな。

LPGA最終プロテスト免除でプロ入り

 優勝により“プロ宣言”が可能になったため、11月5日から始まる最終プロテストも回避した。「プロテストはしびれると思うので、運が良ければ優勝したいと思っていました。ほっとしています」。1次、2次とプロテストを通過してきたが、「ふつうの試合とは違うと感じていました。失敗できない恐さはある。それに比べれば今日の方が楽だったかもしれない」と安どのため息をつく。

  このあとは、LPGAへの入会申請を行い、理事会による審議、承認を経て正式なプロゴルファー古江が生まれる。あらたなヒロインの誕生に、国内女子ツアーはますます盛り上がりを見せそうだ。

 勝利を手繰り寄せたのは、プロをも圧倒した攻めのスタイル。7番で首位の三ヶ島かなをとらえた。それでも冷静沈着。スキを見せない。「これで良し、という感覚はまったくない。まだ残りホールがある。もっと、もっと…」。自身の課題は、これまでのV争いで経験した後半のスコアだ。

 「13、14番でバーディーがとれた。何か、今までとは違う感じが…。でも、最後まで攻める気持ちでプレーできたと思います」という。もちろん、2位へ3打差で迎えた18番も果敢に攻める。残り172ヤードの第2打を、「アゲンストの風を強く感じた。だから、4Uで185ヤード打てばいい。それにしても、まさか(グリーンを)超えるとは…。ボギーなしで終わりたかったけど、逃げるわけにはいきません」。3日間、唯一のボギーの舞台裏を語っている。

 宮里藍が、目標とする選手。「同じように、アマチュア優勝できたことは、本当にうれしい。私も、ジュニアゴルファーが憧れるプレーヤーになりたいです」。無限の可能性を秘め、飛びっきりの笑顔で答えた。

2000年度生まれのミレニアム世代

 「ミレニアム(世代)の中でも一番になりたい。意識しないで、集中して攻め続けたい」と最終日、ツアー史上7人目のアマチュア優勝を目指していた。

 152センチと小柄だが、精神力の強さはピカイチだ。「ノーボギーが、すごくうれしい」と控えめな口調でも、プレーは積極果敢。2日目の前半の9ホールは5バーディーを奪った。「完璧に近かった。追い上げることが好き。おかげでいいプレーができた」と話した。

 この日は、ショットが安定して、ピンチらしいピンチがない。最も長い、パーパットは12番。しかし、約1メートルで当然のように落ち着いていた。ただし、後半を振り返ると、「なかなかパーオンができなかった。バーディーも少ない。悔しかった」と反省を忘れなかったのが、最終日の勝因の一つだろう。

2019年 ローアマチュア6回

 今シーズン、LPGAツアーへ10戦出場し、ローアマチュア獲得は6回。最終日、最終組のプレーは6月のリゾートトラストレディス以来、2度目である。前回は2打差の3位。

 「周囲に圧倒された。後半、スコアを伸ばすことが今回、克服したい課題のひとつです」と自身へ、言い聞かせるように語った。

ゴルフは3歳から

 3歳から競技を始め、2017年「トヨタジュニアW杯」で日本代表入り。個人戦で4位に入る活躍を見せ、日本のチーム戦2位に貢献。ともにナショナルチームで活躍した安田祐香は兵庫・滝川第二高で3年間クラスメイトだった。19歳で臨んだ19年「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げてプロ転向。同年プロとしては4試合の出場ながら、フェアウェイキープ率80.22%、パーオン率78.63%といずれもツアー1位に相当する数字を記録した。憧れの選手は宮里藍。歌手・浜崎あゆみさんの大ファン。

LPGAツアー 2020年度

2020年9月21日更新 LPGA賞金ランキング対象トーナメント(LPGAツアー競技)

年間獲得賞金ランキング 6位 年間獲得賞金 ¥24,032,000 

優勝回数 0  試合数 6

年間トップ10回数 2(3位)

2020年度出場資格 シード

基本情報

所属フリー
出身地 兵庫県
生年月日 2000.05.27
契約クラブ:ブリヂストン
ボール:ブリヂストン
ウェア:VIVA HEART
シューズ:ブリヂストン
身長 153cm
体重 54kg
血液型 O型
出身校 滝川第二高等学校(兵庫県)
入会日 2019年10月23日(91期生)
スポーツ歴水泳
趣味 ドライブ 音楽鑑賞
好きな色ピンク
ゴルフ歴 3歳〜
師弟関係 古江芳浩

2020年度ツアー成績

開催月日     大会名順位ScoreTotal  賞金
06/25-06/28アース・モンダミンカップ17T-6282¥2,136,000
08/14-08/16NEC軽井沢72ゴルフトーナメント14T-6210¥976,000
08/27-08/30ニトリレディスゴルフトーナメント予選落ち+6150¥0
09/4-09/6ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント2T-1205¥4,740,000
09/10-09/13日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯18T-4284¥1,780,000
09/18-09/20第51回デサントレディース東海クラシック優勝-15201¥14,400,000

2020年度記録

記録DATARANK
平均ストローク70.10533
パーオン率73.099415
平均パット数(パーオンホール)1.776010
平均パット数(1ラウンド当たり)29.157916
パーセーブ率92.69011
平均バーディー数3.157937

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