リコーカップ 宮崎カントリークラブ(宮崎県)
渋野日名子が逆転で賞金女王となるためには、単独2位以上が最低条件となる。ハードルは決して低くはないが、前週に国内4勝目をあげたばかり、勢いは最もある。「いい締めくくりをするためには4日間、すべてアンダーパーでプレーすることだと思う。コースが難しい。1年間、練習したことを生かしていけたらいいなぁと思う」と、淡々と話した。
291ヤードのビッグドライブを披露
好調をキープ。いや、それ以上かもしれない。この日のプロアマトーナメント。3番でドラコン賞を獲得した。291ヤードのビッグドライブを披露。「やばいですね。まさか、あんなに飛ぶとは思わなかった」と仰天の表情を浮かべている。
指導する青木翔コーチが、キレのあるスイングに、「調子がいい。だから、修正など必要はない。いい感じで、クラブが振れている」と後押しした。
強気のタッチで平均パット数1位
高麗グリーンは4月、フジサンケイレディスクラシック以来の挑戦だ。アグレッシブに攻め、2位と好成績を収めている。「しっかりと距離を合わせて、決めたい気持ち。ラインを消し、強気で入れたい気持ちもある。強気は大事だと思うけど、欲をあまり出さないように注意する」と真顔で語った。平均パット数1位である。持ち味は、正確なストロークと強気のタッチだ。無限大の可能性を秘める。
「笑顔で終われるように頑張りたい」(渋野)
25日は宮崎でテレビマッチに出場した後、高千穂峡を観光しリフレッシュした。初出場で、コースを回ったのはインの9ホールと27日のプロアマ戦の計27ホール。独特の高麗グリーンの難コース攻略へ、マネジメントをしっかり考えながら、自分らしく強気に攻めたいという。「ショットは悪くはなかった。あすもこの調子で。4日間悔いのないように、笑顔で終われるように頑張りたい」と話した。
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